伝えてもらえることへの感謝と伝えられなったことへの反省

約1年ぶりの同人イベントは3年でいったん活動を区切ったジャンルでした。

イベントおつかれさまでした。
スペースに来てくれた方、本を手に取ってくれた方、声をかけてくれた方、本当にありがとうございました。
ちょっと反省したことがあったので、戒めのためにもここに書き記しておきます。ちょっと落ち込んでいます。

告知をサボったことです。

そもそも、わたしがどうして同人を再開したかと言えば、お休み中にメールをくれた方がいたり、身近な友達やフォロワーさんがまた小説書いてほしい、読みたいと【伝えてくれた】からなんですね。で、わたしと言えば、サンプルもお品書きも鍵付きのツイッター。たいした告知もしていない中で、当日誰か見つけてくれたら良いな……、程度に思っていたんです。これ、よく考えなくても傲慢にもほどがあって、情けないことにわたしがそれに気付いたのはイベントの終盤でした。

当日、たくさんの人に声をかけていただたきました。

本当にありがとうございました。
自分が想像していたより手に取ってもらえました。3年書いてきて良かったな~と、単純に思いました。
その中で、当日わたしがいることは知っていても新刊があることを知らずに驚かれた方や、当日会場で知った方もいらっしゃいました。慌ててスペースきてくださった方もいるようです。

印象的だったのは「ずっと大好きで、でも今日いらっしゃること知らなくて、会場で気づいて……差し入れも持ってこれなかったんです」と、おそらく相当勇気を振り絞って声をかけてくれた方。
すごく嬉しいと同時にすごく申し訳ない気持ちになりました。
あーごめんなさい。差し入れが欲しいとかではなくて、もし彼女がわたしにチョコ1つ渡すものがあれば、もっと気軽に声をかけてもらえたし、迷わせることもなかったのかなって。わたしの勘違いではなければ、スペースの近くでしばらく迷われてたと思うので……。勇気いったと思います。本当にごめんなさい。(届くかわからないけど……)


伝えたい人に、届くように、もっと発信をするべきでした。

3年の活動の中でたくさんの方に声をかけてもらったの、とてもうれしかったのに、1年でその気持ちを忘れて伝えることを怠ってしまいました。
伝えてもらえたのに、伝えられませんでした。
わたしがまた同人の楽しさを思い出せたのは間違いなく今日にいたるまで、わたしが何もしていない間もメールをくれたり、声をかけてくれたりして、伝えてくれた人がいたからなのに。

うれしかったことは休んでたときにメールをくれた方に直接お礼が言えたことです。「あなたのメールがなければ今日ここにいなかったかも」と、言えました。本当の気持ちです。

本の中身やクオリティは心配ですが、当日声をかけてくれた方、本を手に取ってくれた方、見つけてくれた方、少しでも楽しんでくれたら良いなと思います。
わたしらしいものが書けていますように。