同人誌作成の工数と好きの力を考える

1年ぶりに同人誌をつくるにあたって最初に行ったことがやることリストの作成でした。見える化したら目が回ってしまった。いや、すごくない?

以下はわたしのリストです。

※同人誌作成だけではなくイベントでの頒布、委託通販までのものになります。サークルの方針によって違うので、あくまで個人的なものとして見てください。漏れもあるかも。

・同人誌のプロットをつくる
・タイトル・仕様・装丁を決める
・印刷所への見積もり・締め切りの把握
・表紙作成
・本文作成
・入稿・入金
・通販用・サンプル用の画像データ作成
・サンプル作成
・お品書き作成
・ポスター作成
・既刊の確認
・搬入準備・既刊・資材の発送
・委託通販申請
・委託先発送手続き
・売り子・買い子手配(必要ならチケット発送)
・各種告知(サンプル・お品書き・通販開始時など)


同人誌1冊作成することで生じてしまうこと

確 定 申 告

全部できませんでした。すいません。(その反省は前々回のブログで述べております)

今のジャンルになってから活動し始めてちょうど4年です。1年休んでいたので実質の活動期間は3年。
ご存知の方も多いと思いますが3年、フル回転してました。コミケ、大型シティ、ジャンル・カップリングオンリーにはほとんど参加。イベント毎に2冊くらいのペースで新刊も発行してます。(コピー本や無配も含め)それを3年続けていたことになります。ほんとにわたしがやってた?それ???って感じ。

別に誰に強いられているわけではないし、趣味ですから、特に同人誌1冊発行してイベント出るまでの工数多すぎ!問題!というわけではなく【好き】という気持ちの原動力はすごいなあと改めてリストを見ながら思いました。
あと、ある意味で他人も巻き込んでいるので通常より行動力が発揮されるわけです。
「イベント参加するよ!新刊だすよ!」と発信すると「楽しみにしてますね~」という声も少なからずいただきます。もう言っちゃったし、楽しみにしてくれる人もいるし、っていう、他人を巻き込んでいる(っていう言い方は少し変かもしれないけど)意識も強く働きます。これも大きかったですね個人的には、ですが。

まもなく春コミですね。

作家さんに【好き】の気持ちたくさん届けてあげてほしいと思います。

感想も。

「実はもらえてなくて悲しい~」という声はよく見ます。それに少し圧を感じるという意見も当然ありますよね。作り手サイドの声は大きく聞こえるし、拡散されやすいので尚更だと感じます。でも、個人的には【好き】を届けてくれたら、作品に代えてまた【好き】を届けるよ、というメッセージだと思ってあげて欲しいなあ。
あなたの好きなものを届けてくれる素敵な作家さんに、どんな形でも良いので【好き】を届けてあげてください。

これだけの作業を、自分だけの世界にある【好き】を集めて孤独に行うことの、ちょっと大変に感じるときもあります。

長くやってると余計にそうかもしれない。でも趣味だから疲れたらいつでもやめられるんです。わたしもある日突然糸が切れて「疲れた!やーんぴ!」ってやめちゃったし……。(その節はすいませんでした。この先はマイペースにやっていきます)


じゃあみんな春コミがんばって。新刊だしてね!

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はだかちゃんより。